今日は少し難しいけれども、覚えておくべきことについて触れておきます。

記述式問題ですが、次の問いに答えられるでしょうか？

１　一物一権主義とは何か？

２　物権公示の原則とは何か？

３　物権法定主義とは何か？

「そんなの簡単じゃん！」と言ってスラスラと、解答できる方はたいしたものです。

先ず、一物一権主義とは、

「物権は、排他的支配により、同一物の上に２つ以上重ねて成立することがない。」と、いうことです。

２番目の物権公示の原則とは、

物権の移転、変更が生じたときは、動産については引渡し、不動産については原則として登記が公示方法となる、ということです。

３番目の物権法定主義とは、

物権は、民法等によって定められるもの以外、当事者の合意によって新たに創設することはできない、また法律で定められた物権に新たな内容を付け足すことはできない、ということです。


結構重要なところですね。

３問ともスラスラと答えられた方は、良い状態で民法の学習が進んでいる方だと思います。

その調子で頑張ってください。