行政書士の受験勉強を４月から始めようとお思いの方もおられるはず。


４月開講の資格スクールも多いはず。


どんなに優秀な方でも、最初の一歩を踏み出すのには時間がかかります。



ですが、一端動き始めますと、惰性で動いていきます。


惰性と書くと、ダラダラと何もしないようなイメージがあるかもしれませんが、そうではございません。


高校受験や、大学受験を最後に社会人になって２０年以上も受験勉強と離れていた方が受験勉強を始めるのは楽しくもあり、苦痛でもあるはずです。


帰宅後に、テレビに釘付けとなりプロ野球をご覧になっていたような方が、いきなり行政不服審査法だの個人情報保護法だのを勉強するわけですから、とにかく最初は大変です。


ところがコレも慣れです。


慣性の法則が働きます。


さすがに３日ボウズではお話にもなりませんが、
３ヶ月続けてください。


働きながら受験勉強するのは、楽しくもあり、つらくもあるものです。


今までの生活と早く決別せねばなりません。


会社帰りに付き合いなどで、焼き鳥屋や居酒屋などに行っていた方は暫く封印した方が良いでしょう。


「たまには良いか！！」を一度崩すとすべてが壊れがちになるものです。


そして、いつの間にか、何年受けても合格しそうにもないグレグレの受験生になったり、
受験勉強を辞めてしまう様になるものです。



偉そうなことを言うつもりなど、毛頭ございませんが、
合格するまでは今までの付き合いなどほとんど遮断するぐらいの気持ちがないと、
短期合格はなかなかできないものです。


合格しない理由を探すのは誰でも簡単に出来ます。


・仕事が忙しくて、するヒマがなかった！
・年を取って、物覚えが悪くなった！
・大学に行っていないので、法律用語が分からなかった！
・・・エトセトラ、えとせとら。


合格する方が、仕事がヒマだとお思いでしょうか?
合格する方が、物覚えが良いのでしょうか?
大学に行っていない方でも、合格者はいくらでもいます。



自分に言い訳ができないような状態を作ることが必要です。


会社でも遅刻する方は毎回理由がありますよね?（苦笑）


不合格になる方もいつも理由があるのです。（苦笑）


平日は最低でも４～５時間程度。
休日は８時間程度勉強しないと、お世辞にも少なくはない受験科目を
１１月の第二日曜日の本試験まで数回まわして模擬試験を受けることなどできないはずです。


魔法も手品もないんです。


勉強が苦にならない惰性・慣性を早く身に付けたほうが良いです。