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 民法の問題は不動産がらみのことが多いですよね?

日本は狭い国土のタメに不動産の価値を昔から認めていましたし、高度成長時代の頃から全国的に土地成金などが生まれ不動産神話が生まれました。

多くの方は、生涯に不動産を何度も買い換えるというということはいたしません。
まあ、そんな金がないのが普通ですから。

だから生涯に一度きりの買い物と言っても過言ではありません。

ところが、引っ越してみると近隣に変わり者がいたり、土地が陥没したり、土砂は崩れたり・・・と、買ったがタメに苦労することも多いのが不動産です。

固定資産税は払わなくてはならないし、ろくなこともないのが不動産です。(笑)


ところが生涯で最大の買い物に関する不動産が大切なために、色々な事件が起こり、
色々な解決法が法律として整備あると考えるとよいかと、思います。

試験問題でも、物権法のところは177条抜きには考えられません。

問題もわざと、混乱させるように甲だとか、乙だとか、丙だとかが登場しますが、
今どき、甲乙丙・・・などと書かれているのは、法律の本ぐらいです。(笑)

日本では放火の罪で最高が死刑になることがありますが、先進国では、石で家を作ることが多いため、死刑などは設定していないようです。

その背景には、戦後の木造長屋があったことが想像できますが、それほど日本人は不動産に関しての価値を特別視していると言えます。

空中地上権など、妙なお話ですが、これからは重要になるかもしれません。

又、債権法では当たり前のように連帯保証人のことを学びますが、先進国でもこんな債権者が強くて有利な法律は日本以外にはないそうです。

金銭債務の特則などもそうですね。


ムラ意識が強く、他人を信用せず、不動産も持てる者、金も持てる者が有利になるような法律が色濃い・・と言うことは頭の片隅に置いておいても損は致しません。

借りる者が悪いような法律ばかりです。

だから、悪徳不動産業や因業大家などがはびこるのです。

本来は金を出して借りてやっている野に、借りるほうが頭を下げないといけないなどとはなんともおかしなお話です。

無利息であれば、頭の下げ甲斐もありますが、利息を払うのにこちらが頭を下げるなどと言うのもおかしな話です。

不動産もしかりです。
「大家と言えば親も同然」などと言う言葉は都合の良い言葉でしかありません。

親が敷金や権利金など取りますか?
あまつさえ、その中から修繕費をふんだくって次の方に貸す費用に当ててると言うことは民法の債権法をしっかりと勉強すれば、どういうことなのカがわかるはずです。

なので、昨今は「敷金バスターズ」などという連中も現れるのですね。

民法を勉強すると、随所に不可解なところも出てきます。
なんとも無慈悲な・・・と、あきれるところもあります。

ですが、改正されない以上この通りですから、良い悪いは自分の中で止めて覚えることです。



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