行政書士試験の問題集が各資格予備校や出版社などから発売されていまして、どれを使ったら良いか分からない・・・と、言うのが最初は正直な感想ではないでしょうか？

問題集は、ある程度の学習の進捗状況を自分で考えて買わないと、嫌になります。（笑）

まずは基本書を読んで、過去問を解いてみるのが一般的ですが、
過去問を解いてみて、（たとえサッパリ分からなくても）基本書を読むと言うのもありだと思います。

「結局、どんな問題がどのように出されるのか？」と言うことを予め知っておいて基本書でその部分を重点的に勉強するやりかたです。

しかしながら、このやり方はある程度の基礎知識がないと、やっても報われないばかりか、穴だらけの知識が身に付くだけで、初めての方などにはおススメできません。

いくら時間がないからと言って、費用対効果・時間対効率ばかりを追い求めても、よほど頭脳明晰な方でないと、大やけどをするのがオチです。

過去問につきましては、いろいろな出版社から出ていますから、自分が気に入るような解説が書いてあるものを選べば良いでしょう。

とりあえずは、過去問も過去１０年分ほどまとめたもので、全科目を一通りやってみることをおススメします。

「傾向と対策」と言うヤツですね。

なるべく早い時期に行政書士試験全体の内容が見れる本を１冊選んで、これまた過去問を一通りやってみれば、かなりのことがわかるはずです。

ここまでやって、「いくら勉強しても、合格などできそうにもない！」と思う方は、早期撤収を考えても良いと思います。

行政書士試験も昔と違って（昔の試験のことは知りませんが・・・）働きながら、しかも独学ですと、毎日フラフラになって勉強しても、１回で合格するには運も見方にしなければ、かなり難しいと思います。

そこまでやっていて、睡眠不足などで交通事故でも起こしたら、受験どころではなくなります。

誰もが、受験勉強など長々とはやりたくはありません。

ですが、それなりの辛抱も大切です。

何年も辛抱できないようであれば、この時点でリタイアーするのが良いタイミングです。

自分自身を知らずして、試験勉強をそれこそ５年６年する方のほうが信じられません。

過去問をとりあえず１度やってみて、「これなら勉強すれば、なんとかなりそうだ！」と、思われた方は、
ガンガンやっていくしかありません。