忍者ブログ

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。




前回では法令科目46問、一般知識14問が行政書士試験の骨子であると説明いたしました。

全部で60問ですから、なんとなくやれそうな気がしませんか?

ですが、たった60問で試験が行われると言うのが、裏を返せばこの試験の恐ろしさでもあります。

法令科目で勉強せねばならないのは、次の科目です。

1 基礎法学
2 憲法
3 行政法の一般的な法理論
4 行政手続法
5 行政不服審査法
6 行政事件訴訟法
7 国家賠償法
8 地方自治法
9 民法
10 商法・会社法

一般知識では

1 ・経済・政治・社会
2 情報通信・個人情報保護法
3 文章理解

となっています。

案外試験科目が多いのがこの試験の特徴です。

こんなに科目が多いと、一つ一つについては深い内容は出されないのではないか・・・と思われるかもしれませんが、それがそうでもありません。

民法だけでも1044条あります。
1条1条を精査しながら勉強する必要も要求される場面もあります。
読めば、おおよそのことが理解できる部分もあります。

後述いたしますが、最近の行政書士試験が以前に比べて難しくなったと言われる一番の要因は、
民法が非常に難しくなってきていると言うことだろうと思います。
以前に比べると、問題数自体も増えています。
つまり、それは、民法のウエイトが大きくなってきていることに他なりませんが、
行政書士が離婚・相続などの民事法務を扱う方が増えてきているからです。

そのような傾向を踏まえて、民法重視の傾向は更に続くと思われます。

私が、受験勉強中に古本屋で買った本には、「商法は最初から切り捨てて試験に臨め!」みたいなことが書かれていましたが、そんなことはもはや自殺行為です。(苦笑)

試験勉強をする際は、古本でやってはいけません。
コレだけはしっかりと守ってください。

法改正はもとより、その時々で試験内容も変わりますから、要注意です。

PR


この記事へコメントする








絵文字:
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字








合格? 不合格?
受験生諸君への馬の鼻向け
今更私のブログなど見ている場合じゃない!!
行政書士試験の受験生はロンドンオリンピックなど無関係??
ココからが行政書士試験の受験勉強の佳境です!
心あらば冬枯れに見よ山桜 春には心なき人も見ん
行政書士試験の受験界の五月病
行政書士試験資格予備校に通う前に! 2
行政書士試験資格予備校に通う前に!! 1
勉強の究極は独学です。
改めて中高年者の受験生にエールを贈ります。
年齢を言い訳にしてはいけません。
23年度の合格発表日です。
あけましておめでとうございます。
時間の浪費は厳禁!
23年度行政書士試験、今年も不合格だった方に・・・・・・1
「合格おめでとうございます!」と、言うべきなのでしょうが・・・!
平成23年度の行政書士試験の手応えはいかが?
本試験までおよそ一月になりました。
最後の最後まで・・・!